元治元(1864)年12月、風雪の中、木ノ芽峠を越えて新保村に着陣した天狗党の首領・武田耕雲斎からの手紙が、加賀藩を通じて追討軍総指揮・一橋慶喜の元へ届けられた。その内容とは…
展示では武田耕雲斎の手紙(嘆願書)の内容が記された冊子などを中心に、当館に寄託・寄贈された関連資料を展示し、天狗党降伏までの様子をうかがいます。
今話題の渋沢栄一の従兄・成一郎(喜作)が、栄一と共にこの時期、一橋慶喜の部下として働いており、天狗党と間違えられ捕らえられるなど、知られざる天狗党関連エピソードも一部パネル展示でご紹介いたします。
〔会期〕令和3年7月7日(水)~8月3日(火)
〔休館日〕毎週月曜日
〔会場〕敦賀市立博物館2・3階展示室
〔入館料〕一般 300円/高校生以下無料