今年、2025年は、敦賀城主大谷吉継が生まれて460周年にあたります。
「460周年」と聞くと、すこし中途半端な気もしますが、大谷吉継は同時代を生きた織田信長や豊臣秀吉、徳川家康らと比べて毎年新出史料の発見や、研究成果が発表されているわけではないのが現状です。
そこで吉継研究が一歩でも前進することを期待して、生誕460周年というタイミングで吉継にまつわる資料を紹介いたします。過去に当館で展示した資料もたくさんありますが、吉継との「再会」だと思ってご覧いただけたらと思います。
本企画展が激動の時代の敦賀を治めた大谷吉継に親しんでもらえる機会になれば幸いです。
展示概要
会 期 令和7年7月16日(水)~令和7年8月24日(日)開館日数:35日間
休 館 日 7月22日(火)、28日(月)、 8月4日(月)、12日(火)、18日(月)
会 場 敦賀市立博物館2・3階展示室
◎主な展示予定資料
天正17年12月日付大谷吉継禁制(西福寺蔵)
(年未詳)6月28日付大谷吉継書状(石川県立歴史博物館蔵)
(年未詳)極月25日付大谷吉継書状(真願寺蔵)
(文禄3年)10月朔日付大谷吉継黒印状(岐阜関ケ原古戦場記念館蔵)

菊池容斎「関ヶ原合戦図屏風」(当館蔵)