館蔵品展 没後130年 蔵出し!幸野楳嶺


イベント詳細


当館所蔵の楳嶺作品全部見せます!

今年は近代京都画壇の重要人物・幸野楳嶺の没後130年の年です。これを記念し、敦賀にルーツを持つ楳嶺の当館所蔵作品を全て公開いたします。

幕末から明治にかけて活躍し、近代京都画壇の礎を築いた楳嶺の画力をご堪能ください。

※会期中展示替えを行いながら順次公開しますのでご了承ください。詳細は展示リストをご確認ください。

展示概要


展示会名:館蔵品展「没後130年 蔵出し!幸野楳嶺」

会期:令和7年5月16日(金)~7月13日(日)

会場:敦賀市立博物館 3階展示室

開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)

休館日:月曜日

入館料:一般300円/高校生以下無料

展示リスト(PDF)


幸野楳嶺(こうのばいれい) 弘化元年(1844)— 明治28年(1895)
京都の両替商・安田四郎兵衛の三男として出生。幸野楳嶺の父親は敦賀の幸野家の出身で、馬借頭を務めた家系である。後に安田家の養子となるが、息子の楳嶺には「幸野」の名を継がせたという。9歳で円山派の中島来章に入門。後に四条派の塩川文麟に師事。京都府画学校(現・京都市立芸術大学)設立に携わり、後に私塾を開くなど絵画教育の近代化に尽力した。弟子には菊池芳文、竹内栖鳳、都路華香、谷口香嶠、上村松園などがいる。明治26年(1893)帝室技芸員。明治27年(1894)東本願寺大師堂(御影堂)の障壁画を制作。

幸野楳嶺自画像

渓頭棲鷲図

行幸図屏風

若竹図屏風(右隻)